会社で働く法務博士の日記

会社で働く法務博士の感じたことを発信しています。社会人司法試験受験生の悲願成就と、会社で働く法務博士の活躍を応援しています。リンクフリーです。

司法修習生考試(二回試験)における不可答案の概要を読んで

 岡口基一裁判官(@okaguchik)がTwitterで紹介していた新60期司法修習生考試における不可答案の概要を読みました。

 

 

不可答案は、いずれの科目についても民法、刑法等の基本法における基礎的な事項についての論理的・体系的な理解が不足していることから、これらの理解を前提とした事案に即した具体的分析・検討ができていなかったり、事実認定の基本的かつ汎用的な思考が身についていないことが明らかなものであった。

 

上記は講評を公開するのであればこのように書くほかないのだろうなあという気がしあまり意味はないのですが個人的に興味深かったのは次の記述でした。

不可答案は、その記述内容の一部に問題があるというだけで不可答案とされたわけではなく、後述のような問題点が一点にとどまらず複数積み重なっているなど、他の記載部分と併せて答案全体をみても、実務法曹として求められる最低限の能力を修得しているとの評価を到底することができなかったものである。

 

二回試験は一発アウトの即死地雷がたくさんあるイメージだったのですが、「問題点が一点にとどまらず複数積み重なっている」ということからする一撃必殺の地雷で不可になるわけではなく致命的ミスをたくさんしている場合にのみ落ちてしまうということなんですかね。
初めで躓くと数珠つなぎにミスになり結果として多くの問題点をはらむという場合には実質的には即死地雷があるのと変わりないのかもしれませんが少し安心しました。

自分が二回試験を受験するのはまだまだ先ですが気を引き締めて足元すくわれないように勉強していきたいと思います。