会社で働く法務博士の日記

会社で働く法務博士の感じたことを発信しています。社会人司法試験受験生の悲願成就と、会社で働く法務博士の活躍を応援しています。リンクフリーです。

法務・法律職の求人事情:就職活動

 

 司法試験に区切りをつけた法務博士や第67期司法修習生予定者とお会いする機会が増えてきましたが、皆さん関心事は就活のようで話題のほとんどが就職活動の情報交換でした。


 個人的にはもっと面白い話をしたいと思いつつ感化された部分もあり、法務博士の就活事情を調べています。弁護士や司法修習生向けの求人の他、法科大学院修了生向けの求人も見ています。感じるのは、意外と求人自体は定期的に出てくるというところです。就職難と聞くことが多いのですが、飽和していて求人案件がないというよりは就職活動をしている求職者があまりに多く就職難なのだと初めて実感できました。(今までは、求職者が多いのは当然のこと、過年度の労働者供給過多で求人自体枯れているのだと思っていました。)

 

 司法修習生、法務博士といった就職活動者が登録するであろうジュリナビや日弁連のひまわり求人求職ナビを少し見ただけでこのような感想を持ったので、リクナビリクナビNEXT)、マイナビDODA、エン・ジャパン等の就職・転職サービスを使っていくと就職活動自体は展開できるのかなというイメージです。

 

 最近自分と同じようなバックグラウンドの司法修習生と話をする機会があり、法律事務所へ転職したいという気持ちが強くなりました。その方の話を聞いた中で印象的だったのが、確かに就職内定を持っていない人多いけれども内定を持っている人は複数の内定を持っているということでした。なぜかというところについても分析私見を聞きましたが、個人的には腹落ちする内容で、今回の求人事情調査とも整合していました。

 

 就活が不安なのは理解できるし、自分自身も今後どうなっていくか不透明な部分もあり不安がないかといえば嘘になりますが、あまり悲観的にならないでもよいのではないかというのが正直な感想です。